自由設計の落とし穴!注文住宅でやってはいけない間取り&プラン5選。
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
マイホームをお考えの方にとって、ある程度自由に間取りやプランを立てられる注文住宅は魅力的に映ると思います。
もちろん、ご家族のライフスタイルに寄り添うようなオンリーワンの家づくりを、私たちもサポートさせていただきたいと考えています。
しかしながら、設計図の上では完璧と思われた間取りやプランも、いざ完成してみると「思っていたのと違う…」、「使いづらい…」という場合もあります。それは、イチから空間を造り上げていく注文住宅ならではの難しさかもしれません。
今回は、そのような後悔がないように、気をつけておくべき5つのポイントをご紹介します。
Point.1:LDKとトイレを同じ空間に配置する間取りは避けましょう。
最近の住まいの傾向として、間仕切りや廊下をなるべく設けず、どこにいても家族の気配を感じられるような空間づくりが主流となってきています。
ですが、さすがにプライベートな場所は程よい距離感を保ちたいですよね。特にトイレとLDKを同じ空間に置くことは避けた方がいいでしょう。
トイレのドアを開けるとすぐにLDKがあるというのは、さすがにご家族しかいない時でも落ち着かないですし、お客様も気を遣ってしまいます。
さらに、玄関ドアを開けたときにトイレのドアがバッチリ見えてしまう間取りも避けた方がいいですね。トイレはなるべく人目につきにくい場所に配置するようにしましょう。
Point.2:バルコニーの奥行きが狭いと洗濯物ストレスに。
バルコニーの奥行きが実寸60mほどしかない間取りは使い勝手がよくありません。いくら横幅があっても、奥行きが狭いと洗濯物が干しづらく、毎日かなりのストレスになってしまいます。
ですから、洗濯物を干すときにストレスなく干せるスペースがバルコニーの広さの最低条件。
最近はバルコニーでバーベキューをしたり、ガーデニングなどの趣味を楽しみたいという方も増えていますのでバルコニーを広くとるケースもトレンドになっていますが、実際の動線を考えた上で配置することをお勧めします。
Point.3:玄関スイッチがホールを上がった奥にある!?
「夜真っ暗なときにどうやってスイッチを見つけるの?」と嘘みたいな話ですが、稀にこういう失敗例もあるようです。
また、玄関の出入りの動線を考えてスイッチをどのあたりにつけると無駄な動きがないか、シューズインクローゼットの場所との関係も考慮して検討しましょう。
Point.4:LDKからしか洗面所に入れない動線はオススメしません。
生活動線をスムーズにする目的から、キッチンのそばに洗面所を設ける間取りが増えていますが、問題はバスルームです。
洗面所と脱衣所、バスルームはまとめて配置するのが一般的なので、そうなるとお風呂上り、洗面室の扉を開けたらすぐにLDKということになります。
お子さんが小さいうちはいいかもしれませんが、思春期の女の子にとっては気になるところ。特にお客様がいらっしゃっている時にスッピンの部屋着でいるところを見られるのはかなり恥ずかしいですよね。
LDKを通らずに2階に上がることのできる動線を設けるなどの配慮が大切です。
Point.5:暮らしの邪魔をする家具配置がLDKを台無しに…。
他の部屋に行くためにいちいちテレビの前を横切らないといけなかったり、ソファの後ろのスペースが狭くて通り抜けしにくいなど、家具の配置を考えずにLDKを設計すると、使いづらくストレスの溜まる空間になってしまいます。
間取り図ではなかなか気づきにくいポイントですから、実際に家具を置くことを想定して、憩いの時間を過ごせるLDKを実現していただきたいものです。
失敗しないために…ご家族でしっかり話し合うことが大切です。
本当の暮らしやすさは、ご家族によってみんな違いますし、同じ家族であっても、お父さん、お母さん、お子さん、それぞれの立場でも違います。
ですから、「これがいい!」と最初から決めつけるのではなく、お子さんの希望も聞いてあげたり、みんなでじっくり家族会議をして、ご家族にとってベストな間取りプランをつくり上げていただきたいと思います。
私たちも「ユニバーサルホーム伊予西条店」のスタッフも住まいのプロとして、お客様のライフスタイルや理想の生活動線をしっかりとヒアリングした上で、プランをご提案させていただいています!