マイホームを建てる場所、実家との距離感はどのくらいがベストなの?
家づくりにおいて、デザインや間取りなどより先に肝心なこと。
それは建てる場所です。
学校やスーパーなどの商業施設、病院が近くにあるなどの住宅環境も気になりますが、「実家に近いほうがいいのか?」を気にされる方も多いですよね。
実家が近ければ、いざというときに頼りになりますし、共働きのご家庭ならなおさらその面は強く出てきます。
そこで、今回はマイホームと実家のちょうどいい距離について考えてみます。
「実家の近くがいい」という意見が過半数。
家を購入された人に対するとあるアンケートによると、夫婦どちらかの実家の近くに住もうと考えた人が半数を超える結果となったようです。
そして、「夫婦どちらの実家がいいか」という問いには、約6割の人が妻側の実家と回答しています。
これは、出産・育児のことを考えた時に、妻の母親のほうが遠慮なくサポートを頼めるという理由もあるのでしょう。
実際の距離感はどのくらい?
では、実際に実家近くにマイホームを建てた人は、どのくらいの距離のところに建てているのでしょうか。
その傾向としては、実家まで徒歩5分〜10分程度の距離に建てる人が多いようです。
徒歩や自転車で行ける距離、これが1つの目安かもしれません。
家づくりの先輩が語る、実家とのベストな距離。
マイホームを建てた人に「実家との程よい距離はどれくらいか?」という質問をしたあるアンケート調査によると、
- 同居、敷地内同居、徒歩で15分以内という近距離がベストだと答えた人が約4割
- 電車や車で15分から1時間以内と答えた人が約3割
と、行こうと思えばすぐに行ける距離が人気であることが分かりました。
実際の距離としては徒歩5分であったり、車で1時間であったりと開きはありますが、お互いの生活スタイルを尊重しつつ、何かあったらすぐに駆けつけられる距離に心地よさを感じている人が多いようです。
土地探しは家族ぐるみで話し合ってみましょう。
せっかくのマイホームですから、長く快適に暮らしたいもの。
そのためには家の性能やデザインだけでなく周囲の環境が大切です。
親の近くは安心できますが、お互いの生活リズムへの配慮をしながら、ベストな距離を一緒に探っていきましょう!