広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ﾉ

「家賃を払い続けるのがもったいなくて。新居を考えています」。お客様からそんなお声を耳にすることがあります。持ち家と賃貸住宅の生涯支払う総費用を比較する雑誌やホームページの記事をよく見かけますが、どちらがトクなのか、それは費用だけでは計りかねるところがあります。そこで今回は、持ち家と賃貸住宅、そのメリット・デメリットを比較してみましょう。

家賃と住宅ローン。費用の比較は意味がない！？

家賃には相場があり、地価や金利、貨幣価値、需給バランスなどによって変動しますが、持ち家は住宅ローンを組んだ時点でほぼ支払額が決定します。

ただし、家賃相場と収入は間接的に連動しますから、賃貸の場合は家賃が変動しても負担感はおおよそ一定でリスクが低く、一方、持ち家は得をすることもあれば損をすることもある、と言えます。

「家賃を払うのはもったいない」というのは気持ちの問題であり、数十年先の経済状況を予測することは不可能。ですから、費用面で「どちらがおトクか」を計算することはできないのです。

一国一城の主となる。持ち家の安心感。

持ち家のメリットは、やはりマイホームであること。自分自身が所有者であり、気兼ねなく住めるという安心感でしょう。

賃貸の場合は壁に釘を一本打つにも気を遣いますし、リフォームなどもできない場合がほとんどです。また、持ち家は同じ場所に住み続けることによって地域コミュニティの一員としての豊かさを感じることも可能です。

持ち家＝人生の目標というと大げさかもしれませんが、やはり家を持つことは親孝行であったり、奥様やお子様に対する誠意であったり…、周りに対する思いやりも込められているものだと思います。

持ち家は団体信用生命保険によって残債が清算されるので、万一のことがあった場合でも、残されたご家族が負担なく住むことができますが、賃貸の場合は家賃を払い続けなければなりません。

ライフステージにあわせて、軽やかに暮らせる賃貸。

一方、賃貸のメリットは、ライフステージにあわせて自由に住み替えができることです。服を着替えるように、住み替えを楽しむ、そんな賃貸暮らしのエキスパートもいるのではないでしょうか。

それに比べると、その場所にどっしりと構える持ち家は身が重く、ご近所さんとの折り合いがうまくいかなかったりした場合は、重い足かせになってしまうことも。もちろん持ち家でも住み替えは可能ですが、賃貸に比べると負担ははるかに大きくなります。

また、賃貸の場合は毎月の出費を平坦化することができるため、生活設計を立てやすいというメリットもあります。エアコンや給湯器などが壊れた場合も修繕・交換費用は基本的に家主が負担してくれます。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて住まいを考えましょう。

このように、持ち家、賃貸にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。どちらが良いか悪いかではなく、どちらがご自身の性格や考え方にマッチしているか。そして日々の生活に安心感を得られるか。将来的なことも考えながら、それをしっかりと見極めることが大切です。

「賃貸住宅に住んでいて、新築住宅を建てたいと思っているけれど迷っている」そんなご相談も、ユニバーサルホーム伊予西条店にご気軽にしてください。

それぞれのお客さまに最適の住まいのプランを一緒に考えていきたいと思っています！