猛暑を乗り切る!暮らしをもっと快適に、我が家で夏を涼しく過ごす方法。
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
近年は、真夏に差し掛かるともはや日中の気温35℃は当たり前。
体温よりも高い気温を記録したりと、厳しい暑さで外に出るのが危険なほど。せめて家の中くらいは、涼しく快適に過ごしたいものですよね。
エアコンを利用すれば室温は下がりますが、できることなら電気代を抑えて、エコに涼しい夏を叶えたい。
そこで、「外部の熱を室内に入れない」「日差しは外で防ぐ!」を鉄則として、お金をかけずに夏を涼しく過ごすアイデアをご紹介します。
1. 涼感たっぷり!グリーンカーテンで10数℃も温度ダウン!?
グリーンカーテンとは、アサガオやゴーヤーなどつる状の植物を、カーテンのように窓全体にはりめぐらせることです。
遮光と冷却の効果が期待できます。「よしず」や「すだれ」にも遮光の効果はありますが、冷却効果は植物ならでは。植物の蒸散が気化熱を奪い、植物自体が外気より低い温度に保たれるため周囲の気温上昇を抑えてくれるのです。
また、カーテンと外壁の間にほどよい湿気が滞留するので、窓を開けておけば、水の気化熱を利用する冷風扇のように冷やされた空気が風に乗って室内に送られ、涼感をもたらしてくれます。グリーンカーテンを設けることで外壁の温度上昇を10数℃抑えられるという調査結果も出ているそうですよ!
しかしながら、グリーンカーテンを夏に機能させようとすると4月頃から育て始めないと間に合わず、水やりや肥料をあげたりの手間も必要。時間的にも難しいかな、という人は、「よしず」に水をかけることでも植物と同じ蒸散作用を得られるようです。
2.ライフスタイルに合わせて遮熱グッズを取り入れてみる。
「もう少し手軽に、涼を手に入れたい」という人には、遮熱グッズがおすすめです。
例えば、クギが打てない窓辺やマンションのベランダにも簡単に取り付けられるオシャレなUVカットスクリーンは、太陽熱と紫外線をカットして、風だけを心地よく通してくれるスグレモノ。
ほかにも、窓ガラスに直接貼る遮熱UVカットフィルムや遮熱効果のある網戸など、ホームセンターや通販などでさまざまな種類のグッズが販売されているので、ぜひ上手に取り入れてみてください。
3. この夏はDIYに挑戦!思い切ってベランダをウッドデッキに。
室温が上がる一因として、ベランダの照り返しが室内に日射熱を運んでいるという場合にもあります。
コンクリートやモルタルがむきだしになっているベランダは特にその傾向が顕著なので、その現象を防ぐため、ベランダをウッドデッキにするのも一案です。
木材はコンクリートなどに比べて素材が持つ熱容量が小さく、蓄熱も放熱もしづらい特徴があるので、コンクリートよりも心地よい風が室内に通り、寝苦しい熱帯夜を回避できそうです。
ウッドデッキは手軽に敷けるものから本格的なタイプまでさまざまありますが、できるだけ費用を抑えたい場合は「すのこ」が大活躍!利用する「すのこ」は、お風呂用の水に強いひのき製のものが最適です。
屋外で雨風にさらされるので屋外木部用の防腐塗料を塗装する必要がありますが、お手軽&ローコストに涼しさを得られます。
まだまだ暑い日が続く残暑も工夫して快適に乗り切りましょう!
もちろん真夏日の日中なんかはどうしてもエアコンに頼らざるを得ないでしょうが、朝夕や夜などは、このようなちょっとした工夫が有効だと思います。
また、エアコンを使う場合でも、家族一人ひとりがそれぞれの部屋でエアコンを使うとなると電気代がかさみます。そんなときこそ「クールシェア」。
リビングなどの一部屋に集まり同じ時間を共有することは、家族だんらんにもなります。家族みんなで協力して、暑い夏も快適に過ごしたいですね!