家を建てる前にチェック!子ども目線の住まいづくりのポイント。
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
「子どもが子どもでいる時間」はあっという間。
食事、勉強、遊びと毎日長い時間を過ごす場所だけに、“家”が子どもの成長にもたらす影響はしっかり考えていきたいところです。
家族の絆を深めながら、子どもがすくすくと学び成長していく住まいを実現するためにオススメの方法をいくつか紹介します。
早起き習慣とおかたづけ習慣も身に付くダイニング。
最近は夜更かし気味の子どもが増えているようですが、できることなら小さいうちから早起きの習慣を身に付けさせたいものです。
朝日は体のリズムを整えるといわれています。家族が朝顔を合わせるダイニングは太陽の光がたっぷり入るようにし、朝日を浴びて目を覚まし、美味しく朝ご飯が食べられるようにしましょう。
またダイニング周りは、子どもの勉強道具や保護者宛の郵便物など、さまざまなモノが集まって散らかりやすい場所。その結果、食事のときに慌ててテーブルの上のモノを片づけるということになりがちです。
それを防ぐには、使いやすい収納場所をダイニングの近くに設けること。収納場所があれば「ここにしまおうね」と日々の生活の中で片付けの習慣が自然と身に付きます。
親子の自然なふれあいを生む畳スペース。
和の空間には特有のリラックス効果があります。
ダイニングやキッチンから目の届くところに畳スペースを設ければ、お昼寝や食後のパパとのスキンシップなど、手足をのばして親子でゆっくりくつろぐことができる空間に。
キッチンに立っていても子どもとコミュニケーションがとりやすいように、ママの目線に合わせて床から30~40 ㎝ほど高さをつくるのもおすすめです。
子どもの様子をしっかり見守ることができます。ラグのように「置き畳」を置いたり家具として収納付きの畳コーナーを設置したりする手軽な方法もありますよ。
親子のコミュニケーションを豊かにするリビング動線。
かつての日本の家は、玄関を入るとすぐに階段があり、子どもが2階の自分の部屋に直行できる間取りが主流でした。
しかし昨今のトレンドとしては、「子どもの様子がよくわかる、親子の会話が自然に増える」といった理由でリビングを経由して2階に行く間取りが増えています。
玄関とリビングがダイレクトにつながっているので、リビングで必ず顔を合わせるようになるのがポイント。子どもの友だちが遊びに来たときも、様子がわかって安心です。
リビングの中に階段があると、空調による室温調整に時間が掛かるといったデメリットもありますが、階段の入口に扉を設ける、全館空調で家全体の温度差をなくすといった工夫で対応できます。
家族とともに成長していく、コミュニケーションが生まれる間取りを。
いかがでしたでしょうか?家を建てる際の工夫によりその後お子さんが育つ環境が大きく変わってきそうですね。子育てにも家づくりにも“正解”はありません。
ご自分の家族構成や将来設計にあわせて自然なコミュニケーションが生まれる間取りを考えてみましょう。
また、住まいは家族とともに変化していくもの。たとえばダイニングの収納棚は移動式のものにしておくなど、子どもの成長にあわせてフレキシブルに対応できる要素を残しておくことが大切です!