家族や新しい仲間との絆が生まれる?ゆるやかにつながる趣味空間。
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
近年、住まいにおける「趣味空間」のあり方が少しずつ変わってきています。
従来は「1人でこもって好きなことに没頭できる空間というイメージでしたが、最新の趣味空間の特徴は “つながる”なんです。
どういったケースが出てきているのかご紹介していきましょう。
家族といっしょに楽しむ趣味空間。
特に若いファミリーの間では、特定の目的をもった空間を設ける場合に、個室単位で区切らず家族いっしょに共有したいという要望が増えてきています。趣味の時間も例外ではありません。
本が好きな家族ならオープンなライブラリーをつくるプラン。家族それぞれが本を持ち寄れば、家族の嗜好も知ることができ、思いがけない一冊との出会いも。
植物が好きな家族なら、テラス空間を充実させるプラン。テラスの一角で子どもと一緒に野菜やフルーツを育て、収穫・調理することは実践型の食育にもなります。
また最近は子ども部屋をコンパクトにして、リビングやダイニングの一角に勉強やパソコン用のスペースを設ける“寝学分離”の考え方が広まっています。
親が近くで作業をしているかたわら、子どもが宿題をする。あるいは一緒に休む。空間を共有しながらゆるやかなつながる時代になってきたようです。
家の内と外を自然につなぐ趣味空間で輪を広げる。
家の中でも外でもない中間領域として、昔の日本の家屋には家の内と外を自然につなぐ縁側という場がありました。近所の方と囲碁をしたり、子供たちがひなたぼっこしたり。
現代の住まいにそんな風に仲間や家族が楽しむ場を取り入れるとするなら、玄関まわりにオープンスペースを設けるという方法があります。
ほかには、道沿いに面した部屋に目をひくような大きな窓を設け、趣味の作品などを飾る方法。そうすると自然と人が引き寄せられ、交流が生まれることも。新たな友人ができるきっかけになるかもしれません。
窓辺が街に開かれたギャラリーのような存在になることで、さりげなく自分の趣味をアピールしつつも、行き交う人々が楽しんでくれそうです。
外の世界とリアルに“つながる”。自宅兼お店のオーナーに!
最近では、子育てがひと段落したママが、自宅でサロンや料理教室を開くケースが増えてきました。
リスクが少なく手軽にはじめられるため、自宅に居ながらにして外の世界とリアルにつながりたいと願うママにとって理想的な形といえるのかもしれません。
「子どもの手が離れたらやってみたい」と考えている場合は、プランニングの段階で道路からのお客さんの動線なども考えて間取りを考えておいたほうが良さそうです。
趣味を通じて、外の世界とリアルに“つながる”ことができたら、ママの人生がより生き生きとしたものになりそうです。また家族にもいい刺激になり、新しい風が吹き込んできそうですね。
夢のある趣味空間づくりのご相談もご気軽に!
間取りを考える際には現実的なことや実用的なことを優先しがちですが、これから長い時間をともにする家の中にはリラックスして楽しめる“あそび”の空間も大切。
「本当はこんな空間が欲しいんだけど…」という夢があるなら遠慮せずに相談してみましょう。
家づくりのプロである私たちも、物理的条件の中でそれを実現するアイデアのご提案もいたします!