メリットもたくさん!仲良く暮らせる 『二世帯住宅』にするためには?
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
家族みんなが「同居してよかった」と思える二世帯住宅はどんな家なのでしょうか。
ひとつ屋根の下で暮らすのが息子夫婦か娘夫婦かで、間取りのポイントが変わってきます。また、親世帯・子世帯が共に暮らす『二世帯住宅』で気をつけたいこともあります。
生活習慣や考え方の違が異なる2つの世帯がいっしょに暮らす家を建てるために、大切にしたいポイントをお伝えします。
イメージと違う!?『二世帯住宅』の最新事情。
ひと昔前は、「長男は結婚したら一緒に暮らす」、同居は当たり前の時代でしたが、最近は同居に至る事情に変化が出てきています。
親世帯と子世帯がそれぞれのメリットを求めて積極的に同居を選択することが増えています。共働きの増加に伴い、家事や育児で協力し合えることが利点と捉えられているからです。
「急病時や防犯面の安心」、「子世帯の子育て支援のため」、「保育園へのお迎えや夕食の準備などを、親世帯に援助してもらいたい」などの理由で、子世帯から同居を提案するケースが半数以上とも。
お互いに「一緒に暮らすほうがより良い」と思って同居が始まる時代になってきているようです。
間取りに影響!息子夫婦か娘夫婦か?共働きか否か?
『二世帯住宅』と言っても一緒に住むのが息子夫婦か娘夫婦かで、間取りづくりのポイントが変わってきます。
息子夫婦との同居の場合は、お嫁さんが自分のペースで家事が行えるよう、キッチンや洗濯機のある脱衣場など、家事空間を別々にするのが基本。
一方で、娘夫婦との同居においては母娘が家事協力したほうが双方にメリットがあるため、家事空間を共有するなど協力しやすい間取りにすることが多いです。ただ女性にとってキッチンは大事な部分。分けた方がいいかな?と迷った場合は、母娘であっても別々にする方が良いでしょう。
息子夫婦同居の場合でも、共働きの場合、親世帯と家事空間を共有すると助かることがあります。
例えば、両親の部屋から洗濯物の取り込みをしやすい、孫の面倒をみてもらえるよう子供の部屋に行きやすい、といった間取りです。
保育園のお迎えなどを頼むなら、玄関も同じほうが便利。子世帯のリビングなどプライベートな空間を通らず親世帯の育児・家事サポートお願いできる間取りなら気兼ねが少なくて済みます。
二世帯の衝突を避けるためのポイント。
生活習慣や価値観の異なる、親世帯と子世帯。衝突を避けて仲良く暮らすために、特に以下の点には気を付けたいところです。
二世帯間での音対策。
住宅の上下階で住み分けるケースが多い二世帯住宅。生活時間の異なる世帯では、日々の生活音は大きなストレスになります。たとえば、夜遅い時間帯にシャワーを浴びても水音が気にならないよう、親世帯の寝室と浴室の位置が重ならない間取りにするほか、2階の足跡が響かないように床自体に遮音性を持たせることも重要です。
居住後、不公平感が起きないように配慮する。
暮らし始めてから発生する光熱費や生活費などについては、各世帯ごとに負担するのが理想的。もしどちらかの世帯の負担が多くなるような場合、一方の世帯は何らかの形で感謝の気持ちを示すなど、お互いに気遣い、依存や甘えが過ぎないよう配慮することが円満の秘訣です。
二世帯が気持ち良く生活できる二世帯住宅ライフを!
お互いにメリットも多い二世帯住宅。何かしてもらって“当たり前”ではなく、お互いに感謝の気持ちを忘れないことが、異なる二世帯が一緒に暮らす上で大切になってきます。
二世帯が気持ちよくのびのびと暮らせるように、あらかじめ対策できることはしておきましょう。