使いやすく、スッキリと。住まいに合った「玄関」のつくり方。
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
家をつくる時にちょっとした工夫や機能を取り入れておくと、普段の生活が便利で豊かになる‟玄関づくり“。
家づくりを考える際、ついつい玄関は二の次になりがちですが、日常的に家族が出入りし、またお客様を迎える大事な場所。
最近では玄関づくりにおいては機能性を重視するのがトレンドです。住んだ後で「こうすれば良かった」と不便に思わないよう、玄関づくりに関するポイントをお伝えします。
あなたに必要な玄関の広さは?現在住んでいる家のことを想像して考えよう。
あなたに必要な玄関の広さは?現在住んでいる家のことを想像して考えよう。一般的に、玄関の広さは建坪30坪に対して1坪が目安と言われています。
今、自分が住んでいる家を思い出してみてください。玄関はいつもキレイに保たれているでしょうか?
その場合は次の家を建てるにあたっても今と同じくらいの玄関の広さで良いでしょう。
しかし、玄関が散らかりがちな場合は、収納するスペースをもう少し大きめに確保することが必要かもしれません。
玄関の使い方は家庭によってさまざまですが、例外なくいえるのは、収納に割けるスペースを十分に取っておくべきだといえそうです。
収納にすぐれた玄関を作るための2つの方法。
玄関における収納づくりの方法は、大きく分けて2つです。
①玄関内に収納家具を置く。
②別室(クローク)を設置する。
①の収納家具を置くメリットは、『スペースが少なくても設置できる』ことです。デメリットは、収納家具が大きくなる場合はコストが高くなる点。
②のクロークなどの別室を設置するメリットは、物をとりあえず置くことができ、外で使う大きなものでもそのまま収納できることです。デメリットは、ある程度広いスペースが必要であることが挙げられます。全体の間取りにあわせて判断するようにしてください。
ただ、玄関にそこまでスペースを設けることが難しいケースもありますね。その場合は、玄関からなるべく近い導線上に収納スペースを設けることで、日々のストレスを低減することができます。
玄関にクロークがあればスッキリ!便利な「+α収納」。
玄関に広くスペースを確保できるならぜひオススメしたいものがあります。靴以外の物をプラスで収納できて便利な『玄関クローク』です。
玄関の棚に全部収納したり、二階の寝室のクローゼットにわざわざ季節ものをしまったりするよりもスマートです。出かけるときに持っていく物を玄関にまとめて収納できるのも便利です。
鍵、帽子、傘、雨具、コートなどはもちろん、玄関クロークであればベビーカーやゴルフバッグなど、外で汚れてしまう物も、お客様には見えずスッキリとしまっておくことができます。
実際の生活動線をイメージしてみながら導入を検討してみてはいかがでしょうか。
将来の生活を想像しながら楽しんで玄関づくりを!
玄関は日常的に使う場所。広さや収納スペースの大きさ・使い方、住んだあとの生活はどうなるかなどを考えて、それぞれの家庭に合った機能を取り入れるようにすることが大切です。
また機能的な部分だけでなく、家の外とのつながりを生むスペースとしての側面も大切にしたいところです。
例えば、玄関に小窓やスリット窓を設けることで、出かける際に外の様子をうかがうことが可能に。「今日は暗いな。雨が降っているな」など、日常のちょっとした変化を感じられるのは、とても豊かな暮らしといえるのではないでしょうか。
将来の生活を想像しながら、ぜひ玄関づくりも楽しんでくださいね。