広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ﾉ

「希望通りの土地がなかなか見つからない」、「この土地を購入しても大丈夫だろうか？ご近所ドラブルなどに巻き込まれたりしないか」、「地盤が軟弱なエリアのようだから、将来欠陥住宅になったらどうしよう」など、土地探しの過程では、いろんなこと悩みや心配があります。

そして、多くの人がハマってしまうのが「もっといい土地があるんじゃないか」という想いに囚われること。

納得した土地が見つけられず、ついには家づくりを諦めてしまうということもあるほどです。

今回は、土地探しの失敗を回避するためのポイントをご紹介します。

Pont.01：土地探し、まずは生活エリアの決定からスタートしよう。

生活の利便性を優先して街中にするのか、子どもたちのために環境や住みやすさに重きを置いて郊外にするのか。

土地探しをする上でまず考えなければならないのは、エリアを決めることです。

エリアが決定したら、いよいよ具体的に絞り込んで探していきますが、数件の候補地が出た時には、必ず現地に出向いてみましょう。

その際、最寄駅までの環境や通勤、通学経路、市役所等の公共施設、医療施設、教育施設、スーパー等の商業施設、嫌悪施設（騒音、振動、悪臭のする施設、関係車輌の出入り頻度など）、交通状況、近隣状況、土地履歴（浸水歴、土壌汚染、過去の使用用途）などの項目をチェックします。

また、土地は時間帯により大きく表情を変えるものなので、朝・昼・夜と最低3回は現地を訪れ、周辺の雰囲気を把握しておきましょう。

Pont.02：家が建てられる土地かどうか、多角的に調べておきましょう。

まず、家を建てることができる地域であるかということ。

都市計画法では、「都市計画区域」と「都市計画区域外」があり、「都市計画区域」も「市街化区域」と「市街化調整区域」に分けられています。住宅を建てることができるのは、基本的に「市街化区域」です。

しかし、市街化区域であっても「工業専用地域」は家が建てられないので注意が必要です。

次に、土地と道路の関係について。住宅は、建築基準法を守り建てなければなりません。建築基準法では、住宅用の土地には、幅員が4m以上の道路に間口2m以上接していなければならないという「接道義務」が存在しています。

また、接する道路の種類についてですが、道路には「公道」と「私道」とがあり、私道は個人の所有ということもあり、詳細な調査をしなければトラブルに巻き込まれることがあります。

Pont.03：土地の安全性を確保することは、丈夫な家を建てる大前提です。

住宅が建つ土地が軟弱地盤だと、いくら住宅性能が良くても、全く意味がありません。

欠陥住宅の約70％は、軟弱地盤によるものだとも言われているのです。

では、どのようにして土地の安全性を調べればいいのか。以下の項目を参考にしてみてください。

水域を埋め立てた地域か、周辺道路（道路より低い土地か）、盛土による造成地か、海・河川・沼・水田などの状況・雨天時の雨の染み込み度、近隣住宅の基礎などのひび、地名に水が因でいるか。

軟弱地盤の疑いがある場合は、購入前後で正式な地盤調査を行うことも可能です。また、調査の結果、軟弱地盤であっても、地盤補強工事を行えば問題なく家を建てることができます。

Pont.04：土地代以外の隠れた費用が資金計画に響くことも…。

土地の購入においては、不動産会社で表示されている土地代以外に多額の費用が発生するケースがあります。特に、次のような土地には注意しましょう。

• 宅地でない（地目が農地であれば、農地転用申請が必要。農作物の撤去費用、埋立が必要な場合は盛土費用、地目変更登記費用など）
• 隣地や道路との高低差がある（高低差が1mを超える場合、擁壁工事の費用が割高になる可能性があります）
• インフラ整備されていない（前面道路に上下水道や電気、通信などの各設備が来ていないと、新たに設備を引くための工事費が発生します）

このほか、「Point.03」で触れた地盤補強工事の費用、規制区域であった場合の申請費用などが考えられます。

しっかり確認して後悔のない土地購入を実現しましょう！

土地探しをしていく上で押さえておきたい4つのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

たくさんのチェック項目や懸念事項があり、「大変だなぁ」と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、これから一生を過ごし、将来は子どもたちに引き継ぐ土地でもあると思いますので、しっかり確認をして、後悔のない、納得の土地購入を実現しましょう。

ユニバーサルホーム伊予西条店では、土地の売買もおこなっています。土地探しからの家づくりも、ご気軽にご相談ください。