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「介護しやすい家とは?」バリアフリーを意識した家づくりのススメ。

広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ

最近は、少子高齢化にともない、介護の問題が浮き彫りになっていますよね。

もちろんデイケアや老人ホームを利用する方もいらっしゃいますが、在宅介護も選択肢の1つ。そうなると、やはり家の機能に助けてもらう必要が不可欠です。

若いうちに家を建てるとしても、将来的なことを考え、初めからバリアフリーを意識した家づくりをしたいという方もいらっしゃいます。

そこで今回は「介護しやすい家」について考えてみます。

介護だけでなく、お子さまや妊婦さんにもやさしいバリアフリー。

床を極力段差のないフラットな状態にしておくことで、将来的に車いすの使用が必要になったときの移動の苦痛をかなり軽減することができます。

これは、介護だけでなく、子育て世代や妊婦さんいる頃にもかなりのメリット。日々の暮らしの中でのケガを避けるためにも、大事なポイントになります。

実は、高齢者のケガの原因で1番多いのは、家の中での転倒によるもの。ですから、転倒をきっかけに寝たきりになってしまう、ということのないように、まずは段差を解消するところから始めましょう。

介護を受ける方のお部屋は、どこに設けるのが最適?

介護を受ける方のお部屋をどこに確保するか。

それは、メインに介護をする方の滞在時間が多い場所から見通せる位置がベストです。見守りがしやすいのと同時に、介護を受けられる方の呼びかけにも気づきやすいからです。

おそらく、キッチンから見渡せるリビングダイニング、そのそばに設けるのがいいのではないでしょうか。

また、日頃から車いすを利用されている場合には、庭など外部へ直接アプローチできるスロープをつけておくのもオススメです。

お出かけの際の移動が楽であることに加え、火事や地震などいざという時の脱出経路としても役立ちます。特に、介護を受けられる方のお部屋には、出入り口を複数つけるようにしましょう。

介護しやすいお風呂には、幾つかのポイントがあります。

お手伝いすることでご入浴が可能なうちは、極力床面からの立ち上がりが低い浴槽でもいいですが、全面的なお世話が必要になるかもしれないことを考えると、「バスリフト」という選択肢もあります。

また、廊下とバスルームの床面がフラットであること、入り口を広くとることで車いすでの入浴ができます。

入浴用の車いすもあるので、まずは出入り口を広くとることを考えましょう。車いすから浴槽への移動を手助けしてくれる「トランスファーボード」というアイテムもありますよ。

トイレでの介護において、重要な点は奥行きではなく幅。

まず、トイレでの介護を考えたとき、介護する方、受ける方が動けるだけの広さが必要になるので、奥行きよりも幅が重要になってきます。

また、介護を受ける方をトイレに座らせる際など、介護をする方の腰への負担はかなりのもの。そんなとき、「壁付けの手すり」が大きな手助けになります。

介護を受ける方が自分で立ったり座ったりができるときは、便座のそばに手すりをセットするといいですよ。また、便座自体が電動で昇降するトイレリフトもあるので、介護の段階に応じて検討してみるといいと思います。

お部屋で用を足せるようにする場合は、簡単な工事で取り付けられる「お部屋置き用の水洗トイレ」も発売されています。

玄関のつくりは、動線を考えながら設計をしていきます。

介護を受ける方がご自身で歩くことができる場合は、玄関にも出入りしやすい工夫が必要となります。

まず、外部からのアプローチにはスロープを設け、玄関の土間部分から廊下への立ち上がりの高さを極力低く抑えます。

そして、介護する方、介護を受ける方がゆとりを持って移動できるだけの幅を見込んでおかなくてはなりません。また、靴を履くために腰掛けられるベンチのようなものがあると便利ですね。

車いすでの移動の場合は、外で付いた土や砂を家の中に持って入らないよう、玄関脇に設けたスロープの所に水道を引いておくなど、車いすのタイヤのお掃除がしやすい工夫も必要かもしれません。

設備や家具と車いすの関係を設計段階から考えておきましょう。

自宅で介護をする目的は、「できるだけ家族と過ごす時間を大切にしたいから」であると思います。

ですから、車いす生活になったときにもストレスなく生活できるよう、設計段階できちんと相談しておかなくてはなりません。

特に注意が必要なのが、設備や家具と車いすの関係。キッチンやダイニングテーブル、洗面台に入り込みやすいよう、車いすの高さに合わせてオーダーしましょう。

介護の状態は様々、だからこそ専門のアドバイスが重要。

「介護しやすい家」と言っても、その状態は人それぞれ違いますし、介護への取り組み方もそれぞれです。

また、加齢と共に変化する、これから先の状態を見越した家の作り方をしなくてはなりません。

そのような時こそ、私たちの腕の見せ所!必要に応じてアレンジが可能で、快適な介護生活を実現できる住まいを、専門的な知識を用いてご提案します。

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