土地の購入から注文住宅の完成、入居までのイメージをつかもう!
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
「そろそろ家づくりを考えているけれど、何から始めればいいのか」、「子どもの小学校入学に間に合わせるには、どういうスケジュールを組めばいいのか…」など、初めての家づくりには、不安や疑問、悩みはつきものです。
そこで今回は、土地の購入から注文住宅を建てる場合の流れや段取りについて、ご紹介します。検討中の方は、目安にしていただけると幸いです。
①最短でも1年以上前からマイホーム計画はスタートさせましょう。
家づくりのプロセスは、大きく分けても以下のように12ステップあります。
- 暮らしのイメージづくり
- 資金計画
- 土地探し
- 施工会社探し
- 敷地・地盤調査
- 土地の購入・契約
- 建物のプランニング・設計
- 建築請負契約
- 建築確認申請
- 住宅ローンの申請等
- 施工
- 引渡し・入居
これだけのステップを経てようやく完成、入居となるわけですから、ご家族が末長く幸せに、快適に暮らせる住まいを実現するには、やはり余裕を持って取り組むことが大切です。
最短でも1年以上は必要です。
お子さんのご入学などあらかじめ「ここまでに入居したい」という時期が決まっている方は、早めに計画をスタートさせましょう。また、3年近くかけてじっくり考えるという方もいらっしゃいます。
「いつかマイホームを建てたいな」と思っている場合は、「どんな暮らしがしたいか」、また周辺環境、立地条件など、「暮らしのイメージづくり」だけでも早めに始めてみるといいですよ。
②暮らしのイメージづくり&資金計画が成功の鍵を握ります!
家づくりは、ご家族のライフスタイルを思い描き、暮らしのイメージづくりをすることから始まります。
住宅性能や間取りなどの譲れない条件や金額面、建物のテイスト(モダン、ナチュラル、シンプルなのか、ユニークなデザイン住宅がいいのか…)、そして住みたいエリアなど、あらかじめ想定した様々な条件を踏まえて、理想の住まいを具体的に考えてみます。
そして、大切なのが資金計画。現在の貯蓄額をしっかりと把握し、自己資金はいくら用意できるのか、無理なく毎月返済できる金額はいくらかなど総合的に考えた上で「土地代+建物代」の予算を立てます。
建物代には建築費だけでなく、電気・ガス・外構工事などにかかる付帯工事費、調査費や検査機関等への申請費、新居への引越し代や家具代など、様々な費用が含まれます。
目安としては、建物代の総予算のうち、70〜80%が実質の建築費になると考えておいてください。またこうした費用は引渡しまでに支払うことが多いので、ローンなどを利用する場合はその点も注意が必要です。
ここまでのステップにかかる期間は約1〜3ヶ月が目安です。
③土地・施工会社探しから地盤調査まで、前段階を確実に。
住みたいエリアや建物のイメージ、おおよその予算が固まったら、いよいよ土地探しがスタートです。
住みたい地域の不動産会社に相談して、予算や広さ、具体的なエリアなどの希望を伝えて探してもらうことが一般的ですが、土地探しからサポートしてくれる施工会社もあるので、土地探しと施工会社探しを並行して進めてみてもいいかもしれません。
土地探しの際には、「いつまでに決める!」としておかないと、「まだいい土地があるかも…」と決めかねてしまうこともありますから、最初に期限を決めておきましょう。
また、希望する条件には優先順位をつけておき、譲れない条件以外はある程度妥協することも必要です。
施工会社にはハウスメーカーや工務店、設計事務所(建築家)などがありますから、住宅展示場や完成見学会などで施工物件を見ながら、自分がイメージする家を建ててくれる会社をしっかり見極めましょう。
希望の土地、施工会社が決まったら敷地調査と地盤調査を行います。このステップは施工会社に依頼すれば、手配してくれます。
ここまでのステップにかかる期間は約3〜6ヶ月が目安です。
④土地購入から建築確認申請を終えれば、いよいよ着工です!
土地購入・契約に関しては、不動産会社から購入したい土地の「重要事項の説明」を受け、きちんと確認した上で問題がなければ契約となります。
一般的には契約時に手付金を支払いますが、金額の目安としては土地代金の10%ほど。契約後に買主の都合でキャンセルする場合、手付金は返ってこないことがありますので注意しましょう。このほか契約時には仲介手数料や契約印紙代などの諸費用も別途必要となる場合があります。
次は建物プランニング・設計。新居でどんな暮らしをしたいかをご家族で話し合い、希望を書き出してみましょう。
間取りを考える際には、家族構成や年齢構成を鑑み、LDKの広さ、和室や客間の有無、子ども部屋の用途、車や自転車の駐車台数、庭やバルコニーなどの屋外をどうするかなどをポイントとして検討するといいですよ。
また、施工会社と相談しながら素材や設備、構造、性能面もしっかりと考えて決めていきましょう。
建物のプランが固まったら、建築請負契約。工事請負契約書、工事請負契約締結書、見積書、設計図書が渡されるので、確認をした上で契約を結びます。
そして、建物プランが建築基準法を満たしているか、行政や民間の指定確認機関に建築確認の申請を行い、建築確認済証の交付を受けたら、いよいよ着工です。
ここまでのステップにかかる期間としては約3〜10ヶ月みておきましょう。
⑤住宅ローンを賢く選んで支払いの不安解消!安心して完成、入居へ。
土地と建物プランが決まれば、具体的に借り入れが必要な金額が分かります。ここで注意しておかなければならないのが、住宅ローンが実行されるのは一般的に建物の引渡し時であるということ。
注文住宅の場合は土地の支払いが先になるので、土地と建物を一緒にローンを組む手続きができない場合や、また建物の施工費用は契約から引渡しまでの間に数回に分けて支払うのが一般的なので、支払いのタイミングにお金を用意できないケースが出てきます。
その場合に、住宅ローン実行までの間、つなぎで借り入れする「つなぎ融資」の検討が必要になりますが、どの金融機関でも取り扱っているわけではありません。住宅ローンを選ぶ際には、このあたりのことも念頭に入れて検討しましょう。
そして、住宅ローンには大きく分けて「固定金利型」と「変動金利型」の2種類の金利タイプがあります。
自分たちのライフプランに合わせて無理なく返済ができることが第一。住宅ローンに詳しい施工会社も多いので、まずは相談してみましょう。「ユニバーサルホーム伊予西条店」でも、マネープランに強いスタッフが全力サポートしますよ!
着工した後も、「完成を待つだけ」ではありません。地鎮祭や上棟式、近隣住民への挨拶など、やるべきことはたくさん。
また、施工現場にはぜひ積極的に足を運んでみてください。完成するまでの経過を見守ると住まいへの愛着も湧いてくるもの。現場の職人さんとコミュニケーションをとる中で、急なプラン変更に対応してくれたり、造作の棚を造ってもらえたりということもあります。
住宅ローンの検討から施工期間は約4〜12ヶ月ほど。
理想のマイホームで豊かに暮らすために、入居まで気が抜けません!
工事が終わると、引渡しの前に完成立会いを行い、不具合がないかしっかりチェックします。そして、建築基準法に基づいた特定行政庁または第三者機関による完了検査を通過すれば、ほぼすべての手続きは完了。夢のマイホームでの暮らしが始まります!
生活が始まってから、何か不具合が発生することもあるかもしれませんので、アフターメンテナンスついても確認しておきましょう。
ここまでがオーソドックスな入居までの流れとなります。こうした段取りを一つひとつクリアした先にマイホームがありますから、これから家づくりを考えている方はぜひ土地の購入から注文住宅を建てる場合の流れや段取りについてご紹介します。家づくりを検討中の方は参考にしてみてください。にしてみてくださいね!