住宅ローンの申し込みから融資実行まで、段取りを把握しておこう。
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
実際に住宅ローンを組む場合、どのように進めたらいいのか…。申し込んですぐに融資が受けられるわけではなく、いくつかの手順を踏む必要があります。
ですから、マイホームの購入を決めてから慌てることのないよう、申し込みから融資実行までの流れを掴んでおきましょう!
①家づくりと並行して住宅ローンの絞り込みを。
住宅ローンは、マイホームを購入するために組むものなので、家づくりと並行してタイミングよく動くことが大切です。土地や施工会社を探しながら住宅ローンの情報収集を行い、どのローンが自分たちに合っているのか絞り込んでいきましょう。
悩んだ時は不動産会社や施工会社に相談してみるのも手。ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーなどの資格を持つ担当者も多く、資金計画もしやすいですよ。
②物件の購入が決まったら、事前審査を行います。
一般的な住宅ローンでは、購入した住まいを担保に融資が実行されるので、売買契約が完了して、住宅ローンを借り入れる人がその住まいの所有者になってからでないと申し込みができません。
売買契約を結んだものの、本審査に通らず融資が受けられないことになると困るので、住宅ローンでは多くの場合、「事前審査」を行います。これは、ローンの本審査に通りそうか、あらかじめ簡単な審査を受けておくというものです。
事前審査は、土地や建物プランが決まり、購入の申し込みをするタイミングで申し込むことができます。通常2〜3営業日くらいで結果が分かり、事前審査に通ったら、売買契約を結んだ上で住宅ローンの本申し込みを行います。
事前審査と本審査は別物なので、事前審査に通ったからといって確実にローンが受けられるわけではありませんので注意が必要です。しかし、ほとんどの売買契約では、ローン審査に通らなかった場合には契約を白紙解除できる「ローン特約」が盛り込まれています。
この特約がないと契約解除ができる、契約不履行により違約金が発生したり手付金が戻ってこないこともあるので、必ず確認しておきましょう。
③住宅ローンの申し込みから本審査まで。
住宅ローンの本申し込みをする際に必要なものは以下が挙げられます。
- 本人家族全員が記載された住民票
- 印鑑証明書(地元の市区町村で入手)
- 印鑑証明書に使用した実印
- 本人確認書類(健康保険証、運転免許証など)
- 収入証明資料(源泉徴収票、確定申告書、住民税課税決定通知書など)
- 預金口座通帳など(残高確認のため)
これらの他にも必要な書類があったりするので、金融機関に事前に確認をした上で、しっかり準備して臨みましょう。
本審査では、これらの提出物をもとに、年収に対する返済の負担割合、勤務年数や雇用形態、車のローンやカードローンの借り入れ状況、健康状態などがチェックされます。
民間の住宅ローンでは、信用保証会社の利用や、団体信用生命保険への加入が義務付けられているため、融資を実行する金融機関だけでなく信用保証会社や生命保険会社も独自の調査を行います。
④本審査に通ったら、晴れて住宅ローン契約。融資実行となります。
本審査に無事に通ったら、金融機関から融資承認書が発行され、住宅ローンの契約が締結。住宅ローンを提供する金融機関と「金銭消費貸借契約」を結ぶことで融資実行となります。
融資が実行されるのは物件の残金決済直前のケースが多いですが、融資実行日には売主に対して残代金を振り込むことになるので、あらかじめ売主と買主、金融機関の日程調整を行っておきます。
残代金の支払いに関しては、金融機関から直接売主に振り込んでもらうこともできます。なお、【フラット35】や民間の住宅ローンの場合は、契約時ではなく、この決済時の金利が適用されることになります。
残代金を振り込んで物件を登記し、抵当権が設定されたら、住宅ローン借り入れの手続きは無事完了したことになります。
⑤入居後は、確定申告で「住宅ローン控除」を忘れずに!
住宅ローンの手続きが完了し、念願のマイホームに入居した翌年には、必ず確定申告をしなければなりません。
これは、毎年、年末時点の住宅ローン残高に応じて所得税の控除が受けられる「住宅ローン控除」という制度を受けるための条件だからです。入居の翌年だけは会社勤めの人も確定申告が必要で、その後は会社の年末調整での対応となります。
住宅ローン控除には条件があるので、住宅ローンを申し込む際にあらかじめ不動産会社や施工会社のスタッフに確認しておくといいですよ。
本当に満足のいく家づくりは、マネープランが整ってこそ。
いくら素敵な住まいが実現しても、無理なローン組みで家計を圧迫したり、日々の生活で我慢しなければならないようなことがあっては本末転倒です。
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