後悔しないマイホーム〜親への相談は早めが肝心です!
広報担当の橘です。( ´ ▽ ` )ノ
マイホームを考えはじめたとき、親に相談するのはどのタイミングがいいと思いますか?
二世帯であれば最初から一緒に進めていきますが、「果たして自分たちの家づくりを事前に相談する必要があるのか?」と考えてらっしゃる方もいるかもしれません。
ですが、たとえご両親と同居でないとしても、家づくりはご家族全体の関心事です。
近くに住む場合は生活面のサポート、また資金面などの援助が受けられる場合もあるので、相談は早ければ早い方がいいと思います。
家づくり、同居や近くに住む場合はどちらからの提案?
二世帯や親世帯の近くに暮らす場合の家づくりにおいては、とあるアンケート調査の結果によると、子世帯から提案する割合が7〜8割を占めているそうです。
これは、親世帯はたとえ家が古くなっていたとしても今すぐに建て替える必要がないのに対して、子世帯は子育てが始まり、早く家を持ちたいという動機が強いのではないでしょうか。
また、二世帯同居や親世帯の近くに家を建てる子世帯は、もともと近くに住んでいるケースが多いようです。結婚を機に近いところに住み、協力関係を築いているからこそ、同居、近居という選択肢が自然と生まれ、提案へとつながるのかもしれませんね。
生活空間を分けた二世帯へ近居で親世帯の不安を解消。
子世帯から同居や近居を提案されたとき、先ほどと同じ調査によると8割の親は賛成との結果が出ています。
また、子世帯との住まいの距離感については、二世帯同居や距離が近いほど賛成する割合が高いようです。
特に、徒歩15分圏内が最も賛成比率が高く、遠くなるにつれて賛成の比率が低くなっており、これは「その距離感でいいのか」、「せっかく近くに住むならもっと近い方がいいのでは?」という意見があるのだろうと思われます。
一方で、当初から賛成しない場合の意見としては、同居の場合は「生活時間の違いから気を遣うのではないか」「干渉されるのは避けたい」という意見が挙がっているようです。
親世帯、子世帯がお互いの不安を解消することが、同居や近居の場合は重要なポイントになってきますね。
知ってましたか?資金の協力は近いほど多いみたいです!
同居や近居の場合、資金協力についてはどうなのでしょうか。
まず同居の場合は、親も住む家となるので、平均的に5割程度が親所有の土地、約2割が親と共同名義、そして子世帯も約2割ほどでしょうか。
一方建物に関しては、子世帯のみが5割近くを占め、親世帯、子世帯共同が約4割、親世帯が2割近くという内訳になり、親から土地を提供してもらった分を親世帯の建て替え資金に充てている構図となっています。
近居の場合は、子世帯だけの家を建てることになるのですが、親世帯の家に近いほど、資金や土地提供などの比率が高く、より多くの経済的援助を受けられることになるといえます。
近居の中でも、徒歩15分圏内で援助の比率が高くなっています。資金の贈与がある場合、約8割が非課税限度額内で行われており、この制度が有効に機能しているようです。
同居、近居しない方の親にも早めの相談を。
片方の親と同居、または近くに住もうと決めた場合、もう片方の親にはどのタイミングで相談したらいいでしょうか。
あるアンケート調査によると、二世帯同居の約5割、近居の場合約6割が、もう片方の親にも検討時の早い段階で相談していたという結果が出ています。
さらに興味深いデータがあるのですが、早めに相談している人ほど、住まいの建築、購入に関する援助の率が高いというのです。それは入居後の満足度にも比例しているようです。
人生の一大事、家族ぐるみで円満な家づくりしましょう。
特に同居、近居の場合は、早めに相談して1番いい回答を出していくことが家づくり成功の鍵となるようです。
最近は子世帯の方が親との同居や近居を積極的に考えるケースが増えていますが、資金援助も子育てのサポートも受けられるということであれば、いいことづくめですよね!
もちろん現在住んでいる場所や仕事の関係などで簡単にはいかないとは思いますが、家づくりの際には、まず親に相談することを検討されるといいと思いますよ。