時期・条件・土地を見極めて、家を買うことを損から得に!
誰しも、家を買うなら損はしたくないですよね。
しかしながら、その時期やお金の問題、場所などを見誤ると、後悔してしまう場合もあります。
間取りやインテリアを考えるプロセスは楽しさもありますが、そんな楽しい家づくりも、資金計画やいい土地に出会えてこそ。
「家を買うことは損か得か?」今回はこのテーマに沿って、どのような決断が大切かを解説してみます。
アパート or 新築一戸建て、将来的なことを考えると…。
マイホームを考える方の多くは、アパートやマンションなど賃貸物件に住んでいる方だと思います。
今のままでいいのか、思い切ってマイホームを購入するのか。これがまず第一の決断。
例えば、現在の家賃が月々6万円で、家を買うためにローンを組むとすると月々7万円になるという場合、数字の上では損しているように見えますね。
しかし、家賃と新築に支払う金額は決してイコールではありません。
それは、家賃はいくら支払ってもその物件が自分のものになることはありませんが、一戸建てはローンを支払い終えると自分の物になるからです。
もちろんそのまま住むことも可能ですし、建売として販売することもできます。
そのまま住み続ける場合は固定資産税などの税金はかかりますが、賃貸のような毎月の支払いはありません。
年金生活になった時、賃貸アパートで毎月の支払いが必要になるのはかなり負担が大きいですよね。
ですから、老後を迎えるまでにローンを支払い終える計画で新築一戸建てを購入すれば、将来の生活は随分と楽になるはずです。
家族みんなの「譲れない条件」を整理しましょう。
家は家族の一生モノ。だから、一人の希望だけではいい家づくりはできません。
失敗しない家づくりをするためには、家族みんなの意見を取り入れながら、自分たちにとって心地のいい空間をつくりあげていくことが重要です。
また、間取りや細かな点に関しては家族だけでは分からないところもありますから、家づくりを経験した先輩や依頼している工務店やハウスメーカーにしっかりと相談して、ベストな間取りを実現しましょう。
その際に、今だけでなく、10年後、20年後を見据えて考えるのも大切なポイントですよ。
土地探しで気をつけるポイントとは?
間取りや使う素材に関しては、プランニングの途中で軌道修正することもできますが、土地は一度購入してしまったら変えることができません。
30年、40年とその土地に住むことになりますから、周辺の環境も含め、土地探しは慎重に行いましょう。
家族みんなが納得して、「この土地に住みたい!」と思える土地に出会えるのがベストですが、すべての条件が完璧な土地もなかなか見つからないもの。
そこで逆転の発想。こういうところには住みたくないリストを作ってみてはいかがでしょうか。
こんな土地は避けたいという点をリストアップしているうちに、本当に住みたい土地が明確になってくるはずです。
また、土地によっては、希望する建築物が建てられない場合もあるので、その点も確認しておかなければなりません。
家を購入する前に、様々な条件を洗い出しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。家を購入するのは大きな決断ですから、「すべての条件が揃っていないとダメ!
となると、なかなか一歩が踏み出しにくくなります。
タイミングを逃してしまう前に、家族や信頼できる人に相談をしながら、良い家づくりを進めていきましょう。