おうちでできるラクチン花粉症対策!シーン別に紹介します。
ようやく冬の寒さがやわらぎ、ポカポカ陽気の春の訪れ…心地よい季節ではありますが、一方で花粉が舞う時期でもありますから、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こす花粉症はつらいものですよね。
病院で治療をするのももちろんですが、花粉症の症状を予防したりやわらげたりするには、日常生活での対策がとっても重要。
今回は、家の中にスポットをあて、おうちでできる花粉症対策をご紹介します。
外出先から帰ったら、玄関に入る前に“コロコロ”。
おうちでの花粉症対策、その第一歩は「花粉を家に持ち込まないこと」です。
外出先から帰ったとき、髪の毛や着ている服には花粉が付着しているので、玄関に入る前にまずしっかりと払い落としましょう。
そして、玄関に入ったらコロコロの出番です。
衣類にしっかりコロコロをかけて、繊維の奥にまで入り込んだ花粉を逃さずキャッチ。
それから、うがい、手洗い、できれば洗顔も行い、体に付着した花粉を洗い落とします。
自分だけでなく、家族全員でルール付けておくことも大切ですよ。
お掃除は床がポイント。毎日やるのが効果的です。
いくら気をつけていても、花粉は風に舞って窓や戸のちょっとしたすき間から入り込んでしまいます。
空気清浄機を使っていれば問題ないと思われがちですが、意外と盲点なのが床。
一般的な空気清浄機は、空気中の花粉は吸ってくれても、床に落ちた花粉を吸うことはできないようです。
だからこそ、花粉症対策には日々の床掃除が効果的なんです!床掃除をするとき、注意したいのは掃除の順番。
最初に掃除機をかけると床に残っている花粉が舞い上がってしまうので、まずは雑巾やウェットタイプのシートクリーナーなどで水拭きをしてから掃除機をかけるようにしましょう。
洗濯物は部屋干しで、花粉に触れないように!
空気中の花粉がピークを迎えるこの時期、外に干すのは控えた方がいいかもしれません。
せっかく綺麗に洗濯しても、外干しでは衣類やリネン類にたくさんの花粉が付着して、室内に入り込んでしまいます。
ですからこの時期はできるだけ部屋干しをおすすめします。でも部屋干しをする際、心配なのはやっぱり生乾きですよね。
洗濯で落としきれなかった汚れと湿度の高さにより生乾きになると、菌が増殖して嫌な臭いが発生してしまいます。
その対策としては、しっかりと汚れが落ちるように洗濯すること、そして干す時には間隔をあけ、風通しが良くなるよう工夫してみましょう。
どうしても外に干したい!という場合は、比較的花粉が少ない夜や早朝が狙い目です。
柔軟剤を使って仕上げれば、花粉が付着する原因といわれる静電気を防ぐこともできるそう!
また、外干しの洗濯物を取り込む時には、花粉を振り落とすようにしっかり払い、コロコロをかけるとより効果的です。
食生活に気をつけて、体の中から花粉対策!
日常生活において、花粉を100%防ぐことは難しいことですよね。
そこで、花粉症に対抗できる体づくりを始めてみませんか。
すぐに体質を変えることはできないと思いますが、毎日の食事にちょっと気をつけるだけで、改善されるかもしれません。
花粉症対策にいい食材
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌により腸内環境が改善されることで免疫力が高まり、アレルギーの花粉症状も緩和されるそう。
シソ
最近、花粉症への効果が注目されているシソ。
シソに含まれるロズマリン酸という成分が免疫反応を正常に戻し、花粉症の症状を軽減するといわれています。
食事でたくさん摂るのはなかなか難しいでしょうから、まずはシソジュースなどで摂取するのが気軽でいいかもしれません。
魚
花粉症などのアレルギー症状の炎症を軽減する作用があるといわれているのが、魚の必須脂肪酸であるDHA・EPA。
動脈硬化の改善や中性脂肪を減らすなど生活習慣病のリスクも軽減してくれる効果もあるようで、まさに一石二鳥!
中でもDHAやEPAを多く含んでいる青魚がおすすめです。
花粉のピークは4月まで!万全の対策で備えましょう。
いかがでしたでしょうか。
どれも日々の生活で簡単に実践できることですよね。
ちょっとした心がけで、住まいから花粉をシャットアウト!
しっかり花粉症対策をして、快適な春にしましょう!