子どもとともに成長するマイホーム、そんな間取りづくりを考えてみませんか?
マイホームは、家族が10年、20年、そして30年…と長く暮らす場所。
ですが、なかなか先のことを見据えて家づくりをするというのは難しいですよね。
家を建てる時は小さかったお子さんが成長し、思春期を迎え、やがて巣立っていく。
このように家族はどんどん変わっていきますが、住まいは1度建ててしまったらなかなか変更はききません。
そこで今回は、子どもの成長にあわせた住まいのあり方を考えてみます。
子どもの成長に寄り添えるよう、間取りは緩やかに。
子どもが成長する過程において、モノが増えたり、部屋の使い方も変化していきます。
小さな頃は両親と一緒にいる時間が長くても、思春期になれば自室で過ごす時間が増えたり、コミュニケーションをとる機会が減ったりも…。
このような変化に対応出来る住宅として、近年注目されているのが、簡単な工事で間仕切りを変更したり、追加することを想定した住まい。
あらかじめかっちりと間取りを決めてしまうと、将来的に子どもが独立した時に使わない部屋ができてしまう懸念もありますから、間取りは緩やかに考えておくのがいいかもしれません。
では、子どもの成長過程により、どんな間取りが生活しやすいか、ご紹介していきます。
幼児期はみんなで過ごす時間を大切にした空間づくりを。
夫婦と2人の子どもがいる場合で考えてみます。
まずは上の子どもが幼稚園、下の子どもが幼児の頃は、まだ部屋が1つひとつ必要な段階ではないですよね。
ですから、2階の子ども部屋を想定した部屋は、1部屋は子どもたちの遊ぶ部屋(プレイルーム)として、そしてもう一部屋は夫婦の趣味の部屋だったり、収納部屋だったり、いろんな使い方ができます。
2階のプレイルームにおもちゃをまとめておくことで、1階のリビングはスッキリと片付くので、急な来客に慌てることもありません。
小学校入学、少しずつ自立した生活が始まります。
上の子どもが小学校低学年、下の子が幼稚園の年長さんくらいになると、そろそろ親とは別に寝るようになる頃でしょうか。
それでもまだ小さいので、個室は与えず、2階の一部屋を2人が一緒に寝る部屋として活用します。
学習机や本棚など少しずつ子どもたち専用の家具も増えてきて、だんだん子ども部屋らしくなってきます。
2人とも小学生、学童期も後半にさしかかります。
上の子どもが小学校中学年、下の子どもが小学校低学年の学童期。
この頃になると、2人の子どもはそれぞれの部屋で就寝するようになるかもしれません。
しかし、それぞれが個室にこもらず、なるべくコミュニケーションを図りたいので、お勉強や遊びは一緒にするようにしたいもの。
リビングなども活用して、2人並んで仲良く宿題をしたりできる空間づくりを心がけましょう。
いよいよ思春期。プライバシーへの配慮も大切に。
上の子どもが中学生、下の子どもが小学校高学年にもなると、いよいよ思春期に突入。
それぞれが部屋で勉強と就寝ができる子ども部屋にする必要があります。
部屋にこもりきりは避けたいですが、ある程度の配慮は大切ですね!
ライフステージに合わせた空間の使い方が鍵となります。
子どもの成長を考えた間取りづくり、今回は2階の使い方を中心に紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
近年は、間仕切りをあまり設けず、大空間にする住まいが増えていますから、その場合は、1階の間取りを工夫しながら、ライフステージに合わせていくのも有効だと思います。
ユニバーサルホーム 伊予西条店のモデルハウスは、子育て世代を想定した間取りになっていますので、ぜひお気軽に遊びにお越しくださいね!